*HAPPY EVERY DAY*

先週行われた小学校の「校内童話・お話大会」の低学年の部に
KOUSUKEが出場しました。


去年の案内の時に
「でてみる？」
ときいたところ
「。。。う～ん。。2年生になったらでてみる。。」
といっていたのですが
本当かな～なんて思ってました。


今年の案内をみせながらどうするか尋ねたら

「あ、でるよ～！2年生になったらでるっていったでしょ。」

えぇぇぇーーーー！お、おぼえてたわけーー？！


ということで出場即決。


低学年は絵本を覚えて発表。
高学年になると、物語のほかに
自分で創作したお話でも良いのだそう。


2年生なので絵本を覚えての発表でしたが
自分で創ったお話を発表っていうのにも
興味がある様子でした。
（意味不明な自作のお話ネタはたくさんもってるからね、この人。笑。）


1・2・3年生の低学年の部。
男子11名、女子10名の出場者。
あくまでも希望者の参加なので
クラスや学年によってかなり偏りがありました。

男子11名のうち
2年生は2人。
思ったより少なかったです。


会場は、体育館よりもだいぶ小さめの
クーラーも完備された校内のイベントホール。
舞台はありませんが、床より少しあがった畳のお部屋が舞台という
アットホームな雰囲気の発表会でした。


KOUSUKEの発表は5番目。


みにいった私の方が緊張していたかも。。
本人はけっこう落ち着いていました。


1年生からスタートしましたが
トップバッターの子がすごく上手でいきなりたまげました。

KOUSUKEの選んだ絵本よりもだいぶ長いのにしっかり覚えていて
大きな声で身振り手振りを交えて堂々と発表してる。
しかも。めっちゃ笑顔。余裕の表情。


。。い、一年生のトップバッターでこのレベル？！すげーーー＞＜。


もうよけいにドキドキ。。。


でも、その子はすごく上手な子だったのだと
そのあとの流れでわかって少しホッとしました。

みんなの前にでるときんちょうのあまり途中でお話を忘れてしまって
数ページ発表したかくらいのとこでボーーっとしたかと思うと
突然おじぎをして、はにかみながら退場していく子もいました。

でもみんなよくがんばったよ～！
大人でも紙をみないで人前で何かを話すってすごく難しいのに。



そしていよいよKOUSUKEの番。

がんばれっ！！！
















練習不足かな～なんて思いながら迎えた本番でしたが
内容は全て暗記していて発表はスラスラとしていまいした。

でも、身振り手振りを交えながらお話する子が多い中
終始手を後ろで組み、表情もかたい。
初出場だからね、それでもよく頑張ってたと思います。



参加賞の賞状と図書カードとサーターアンダギーをもらって
校長先生にも
「よく頑張ったね！！」
と声をかけてもらってすごくすごく嬉しそうで

「おかあさん、来年もでるからね！！」

とすでに張り切っていました。


私が小学生だった頃を振り返ると
こういうことへの出場なんて
絶対にできない子でした。

目立つこと、
人前にでること、
そういうことがとにかく苦手。
緊張して仕方がなかったし
授業中に名前をよばれてあてられるのも
すごくすごくドキドキビクビクして
わかってる答えさえも言えないこともありました。

そんな私もいまでは、
経験のおかげなのか
ただおばちゃんになっただけなのか
ちょっとやそっとのことでは
あまりビクビクなんかしなくなってしまったけれど（笑）



だから、今回、
すんなり「出るよ」といったKOUSUKEのことを
子供の頃の自分と重ねてみて
頼もしいな～と思ったし
どこか羨ましくもありました。


いろんなことを経験して体感していく中で
ひとつひとつの行動は必ずすべて宝物になるんだと思います。

嬉しいことや楽しいことばかりではなく
悲しいことも
厳しいことも
ときには辛いことも
感じで欲しいと思う。

大人になるにしたがって
そういうこと全てがKOUSUKEの財産になると思うし
その中で自分の核となるものを育んでほしいと願います。
芯の強い人間になってほしいと思います。





もちろん、
子供は親の願いどおりに成長していくわけではなく
親がやってほしいことと
本人がやりたいことは必ずしも一致はしないけど、
でも、どんな状況になっても
”自分をもっている人”は
逞しく生きられるんだと思います。



精神的な逞しさと
思いやりの心をもってる人。

人としてかっこいいな、と思います。




KOUSUKEがどんな大人になるのかは
これからの長い人生のいろいろな経験を通して
育まれていくのですが
親としてだけでなく
私もひとりの人として
その成長を楽しんでいけたらいいな、と思います。