*HAPPY EVERY DAY*

先日、一年間お世話になった幼稚園の卒園式がありました。


前日に、クラスのお母さんたちと教会に集合し
献花で集まったたくさんのお花を生けながら
もうすでに涙目だった私。。。(笑）
KOUSUKEくんのおかあさん、早すぎ～～！！！と
ほかのお母さんたちにも笑われながらお花を生けてました。


卒園式にむけて、クラスのお母さんたちと
子供が当日胸につけるコサージュを作ったりしていたので
卒園式も学校まかせではなく、みんなで作ってるっていう雰囲気で
まさにそれがこの園の醍醐味だなと。
最後の最後まで本当に素敵なお母さんたちのたくさんいる
心地よい素敵な幼稚園でした。


なのでね。。。


もう当日はほんとたいへんでしたよ。。。。


自宅で制服を着せながら
”あ～。。最後の制服だ～。。。”と思うとウルッ。。

教会の座席に着席しプログラムをみてはウルッ。。

ご主人の転勤で4月から本土へいってしまうお母さんと
お話しながらお互いにウルッ。。

違う小学校へいってしまうお母さんとお話しながらウルッ。。



軽く4～5泣きしてからようやくKOUSUKEが入場してきました。



最後尾での入場で緊張と照れが混ざったような表情を浮かべながらも
ボレロの左胸には私の作ったコサージュをつけ
両手でお父さんとお花屋さんで選んできたトルコ桔梗のお花を持ちながら
背筋をちゃんと伸ばして入場してきました。

祭壇の前で神様に一礼。
そのあと、担任の先生のまえにある大きな花瓶に
持ってきたお花をさします。
KOUSUKEが最後の入場だったので
その1本で何も入っていなかったその花瓶は
クラス全員のお花でいっぱいになりました。











みんな、まったくバラバラのお花を持ち寄ったのに
こうしてひとつの花瓶にはいるとすごくきれいにまとまって！
先生のお花も入っていたのでこのお花はまさにクラスのお友達。

ひとりひとり違う子だけど
みんなそれぞれに良い個性があって
先生がそれをうまくまとめてひとつにしてくれていたクラス。



ハイ！ここでまたウルッ。。


園長先生からひとりづつ卒園証書をもらい
これまた泣き所（笑）










そのあとも在園児からの歌や卒園児の歌、
そして子供たち全員で歌う聖歌などをきき
。。。これまた泣くわけです。。



そして退場のとき。

。。。奥さん。ここが一番やばかったっす。。


全員で同時に退場ではなく
一人づつ名前を呼ばれたら前にでて
マイクでメッセージをいいます。
そのあと、退場門に向かって歩いてくる途中に
お母さんがバラのお花を一輪もって待っています。
そこでお母さんがお花を渡し
一緒に祭壇の神様へ向かって一礼。
二人で退場門へすすみます。。。


ね、やばいでしょ？！
これ、号泣でしょ？！



KOUSUKEは最後の退場だったので
それまでほかの親子が泣いている様子をみながら
すでに号泣していた私。。

名前をよばれて前にでてKOUSUKEのメッセージ。
「ことりぐみさん、まりあぐみさん、ぶどうぐみさん、
たくさんあそんでくれてありがとう」

。。ココで鼻水までたれました。。


私に向かって歩いてくる表情は
いつも緊張したときにみせる少し照れたような
口をキュッと結んだようなそんな表情でした。

お花を手渡して、本当は
「卒園おめでとう」
というつもりでしたが、まったく声にならず
頭をなでてあげるのが精一杯でした。


手をつないで、祭壇に向かって深く一礼し
退場したところには、クラスのお友達やお母さんたちが待っていて
またみんなで泣いちゃって。。。


はあ～～～。。。。泣いたな、しかし。




最初から最後まで心地よく、楽しく、安心してすごせた幼稚園。
ありがとうございました。





最後にKOUSUKEの大親友、
バスの運転手さん、
ゴーヤーチャンプルーこと島袋さんと記念撮影。
なぜかこの二人。
お互いを”ゴーヤーチャンプルー”と”ソーメンプットゥルー”
とよびあっていました（笑）













彼の存在はKOUSUKEにとってとても大きくて
幼稚園に溶け込むきっかけになった方だろうと思います。

ぶっきらぼうな発言の中にあたたかさのある
かっこいい運転手さんでした。


「お世話になりました」
と夫婦で挨拶をしたら
「うんうん。とても素直だったから、KOUSUKEは。よかったよ。」
という言葉にこれまた最後に涙。

KOUSUKEにむかって
「KOUSUKE！！あそびにこいよ！」
といって右手の親指をたてるしぐさをした島袋さん。
それにこたえてKOUSUKE,も同じしぐさをして
島袋さんのグーにゴチンと自分の手をあてて
まるでアメリカの映画やないか～！
かっちょえ～な～。

きっとこういうところが
男の子ごごろをくすぐっていたのでしょうね～。。。




ランドセルを背負った姿をみたいといってくれたので
入学式の帰りにでも寄りたいと思います。





感謝の一年でした。
入園当初、慣れない場所でがんばっているKOUSUKEの姿が
同じ時期に転勤して新しい場所でもがいている自分の姿と重なり
KOUSUKEの姿に支えられた一年でもありました。

まわりの方々への感謝の気持ちを忘れずに
つぎの場所でも心地よく過ごせたらいいなと思います。

感謝。