*HAPPY EVERY DAY*

うちの旦那さま。

このごろよく
「手が！手がシビレてる！！マッサージお願い！」
といいます。

あまりに頻繁にあるので不思議に思って
「最近、多くない？シビレるのは手だけ？」
ときくと
「う～ん・・・。そういえば。・・・頬とか。たまに頭も。」

うそ・・・！！！それって絶対まずいよね。



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実家の父が脳卒中で倒れたのは5年前。
前日まで元気な人だったのにあまりに突然の出来事に
わたし達家族はうろたえたものです・・・。

でもあとになって本人にきくところによると、
事前に手足の痺れなどがときどきあったとのこと。

その警報を。サインを。
見逃さずに対処していれば父が倒れることはなかったのでは？

わたし達家族はそのことばかりを考えて
悶々と過ごしていた時期がありました。



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夫の手をマッサージしながら父のことが脳裏に浮かび、夫に
「次の休みにすぐ病院にいってね、おねがいだから。」
と言い、父の倒れるまでの症状を話しました。

「オレと似てるな・・・」

病院を受診するまでの1週間。
喜怒哀楽の感情表現の乏しい夫なりに
かなり不安と恐怖の時をすごしたようです。

受診当日。
「気をつけていってきてね。何かあったら連絡して」
と夫に伝え仕事に行きました。

ＭＲＩの検査を受けるはずですが、この検査は待ちの方が多いらしく
予約なしの当日の受診ではうけられないだろうから
今日は先生に診てもらって症状を話して
ＭＲＩの予約をいれてくるだろうとわたし達は考えていました。


が、午前11ごろ、わたしの職場にとびっきり明るい声の夫から電話。
「ナンデモナイッテ！ナンデモナイッテ！！ウヒョ～～～～！」

あれ？こんなに喜びをあらわすのは珍しい～。
と妻のわたしが違和感を覚えるほど、夫の声は明るいものでした。
よっぽど心配だったんだなとそのときに気づきました。

仕事中だったので簡潔に話をきき、詳しいことをあとでききましたが・・・。


話の内容に大笑いしてしまいました＾＾；


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受診のその日は朝から元気のなかった夫。
あれこれと考えて重い足取りで病院へむかったようです・・・。

脳外科にとおされ、

血圧をはかるとその数値は180近く！！！！高っ！！！！！！

体温をはかると38.5度！！！高っ！！！！！！！！


本人曰く、
「緊張で緊張で・・。きっとそれであがった。」

看護士さんも「高いわね、気分は悪くない？だいじょうぶ？」
とききながらシビレの様子などを問診していたようです。

そして先生の診察をまつことになり
待合室の椅子に座ろうとしたその瞬間！！！！！！！



・・・椅子のないところに座ったようですよ、夫。



そうです。結果はドッシャ～～～ン！！！！！！ガラガラガラガラ！！！！！！！
大転倒ですよ、大転倒。
医療器具までを巻き込んでの前代未聞の大転倒！！！

あまりの転げぶりに待合室にいたご長寿の皆様方は
口をアングリとあけ、地面に横たわる夫をみつめたあと
「あいつはまずい。あいつはきっと血管が切れて倒れたのだ」
と騒ぎ出し、診察室からお医者さんまでもが
飛び出してきたのだそうです。

まあ。場所は総合病院の脳外科。
床に転がっているのは、血圧180、体温38.5度の男。
そりゃあご長寿の皆様方が騒ぎ出し
ベテラン看護士さんがそう思ってもしょうがないでしょうな。

そういうわけで夫は
待合室の長い椅子に座られているご長寿の方々をさしおいて
両脇をかかえられおこされた挙句、
予約もなしにその方々の目の前をとおりすぎ
当日の受診でＭＲＩの検査をうけられたようです。

順番待ちしてるのに悪いなァ・・・的なことをつぶやいた夫に
その長いすに座ったご長寿の方々が
「やーからどー。やーがさきどー。うかーさんどー。」
と快く譲ってくれたのだとか・・・。


そうして皆様の善意で受けた検査の結果は。


「キレイなキレイな脳だねぇ～～～。」
「薬も検査もいらないな。さあ。早く帰りなさい」

どうやら。
パソコンをする際の姿勢に問題があったようですよ。

電磁波をだすパソコンの前でムリな姿勢をとりつずけていると
頬や手足にシビレがでたりするのだそうです。
へえ～。

そういう人。最近おおいのだそうです。

夫の症状もきっとその類だろうという受診結果。

まあ。そういうことなら一安心。一安心。

でも。アンタのアクションには大爆笑。大爆笑。



ナンデモナクテヨカッタ。ヨカッタ。



健康が一番だね。