*HAPPY EVERY DAY*

その”いさのおじいちゃん、おばあちゃん”が
引越しをすると知ったのは2カ月まえのことでした。


「あんな～。うちらこんど引越しすることになってん。」

と、おばあちゃんからきいたとき

「へっ？！いつ？どこに？」

すっかり敬語もわすれてききかえしてしまった私＞＜


きけば。。おじいちゃんの実家が首里にあって
今まで事情があったのだけど
今度そこに住めることになったのだとか。

きけば。。私の祖母宅とも近くであることがわかり
「ほんなら今度遊びにきてや～」
と詳しいお家の場所まできいたりして。。

もうだいたいの場所はつかめてるっす！



おばあちゃんたちの引越しの日が決まってから
KOUSUKEと
「なにかプレゼントがしたいね」
ってずっと話してたんですけど
けっきょく決まったのはギリギリになってから＾＾；

KOUSUKEはお手紙を。
私は写真たてを。

それぞれ作成。


。。。KOUSUKEは公文でも算数より国語が好きだし
お手紙もよく書くし・・
本人の選んだパンダの便箋を渡し、
今回もまかせてました。。



「おかあさん～！できたよ～！」
という声に
どれどれ。。。とみてみると。。。。





「えさのおばあちゃん、えさのおじいちゃん、
いつもありがとう」


とありました。。。


。。。ちょ、ちょいとKOUSUKEさん。。。


「えさ？。。ですか？」

「ん？えさだよ！だって！”えさのおばあちゃん”でそ？」

本人は自信満々にノープロブレムを主張しましたではありませんか！



「。。。実はさ。。。”い・さ”なんだよね。。。」


というと。。。


「ええええ～～～？！いさなの？！ずーーーっと”えさ”ってよんでた！！」


と、本人もようやくことの重大さに気づいたようですな。。。


えさって。。。えさって。。。
ライオンのエサとか小鳥のエサとか。。。あのエサ～～～？？！！

と二人で大爆笑（爆）！

さあさあ書き直せ～～！と

新しい用紙を渡す私に

「おかあさん。これ知ってる？けしごむ。こうやってさ
ごしごしすると。。。きえる！！！すごいでそ？」

「。。。。ん。。あ～。。。すごいさ～。。。すごい。ほんと」

「でっしょ～！。。だから新しい紙をつかわなくてもいいわけ！」


んっ！！おっしゃるとおり！よっ！エコ人！！！


というわけでけしけしして書き直し。





ん。ん。味のある字が母さんは大好きだよ。


「おばあちゃんは、やっぱりハートだよね！
おじいちゃんは何のマークにしようかな～？と悩んで星！」
あ～！いっちょまえにそれぞれにマークをかえるなんて！
やるゥ～～～とひじでつついたらかなり照れれました（笑）

私は即席の写真たてを。






ちょいといびつな写真たて。
KOUSUKEの気持ちあふれるお手紙にはかないませんが
即席なりに一生懸命つくりました＾＾；

プールの日の朝、
「行ってきます！」と
たずねていったKOUSUKEをつかまえて
「写真とろうや～」
といってくれたおじいちゃん。
KOUSUKEとおじいちゃんのツーショット写真を添えて。








引越しの日の朝。
アート引越しセンターの人が
8時にくるといっていたので
そのまえにお隣りをたずねてプレゼントを渡しました。

ちょうどお二人がドアの外にでていたときで。。


私たちがうちのドアをあけると
「KOUちゃん、おはよー！いよいよ引越しやで～。。」
というおじいちゃんとおばあちゃん。

寝起きと寂しさと照れが重なり
何も言わないKOUSUKE。

近づいていって
おばあちゃんにプレゼントを渡そうとすると
おばあちゃんはもう目に涙をいっぱい溜めてうつむいていて
となりのおじいちゃんに
「おとうちゃん。。。ほら！KOUちゃんやで！うけとってーな！」と。
おじいちゃんも顔を横に向け
「あんた。。。うけとりーな。。。」
と泣くのをこらえていて。。。

。。。それをみてもう私もウルウルで（笑）

「。。いろいろ。。かわいがっていただいて。。
本当にありがとうございました。。。」

というのが精一杯でした。





はじめての子育て。
不安や疑問や焦りの多いなか、
身内ではない方々の支え、お心づかい。
どんなにすくわれたことかわかりません。




いさのおじいちゃん。
いさのおばあちゃん。

本当にお世話になりました。

いつまでもお元気でお過ごしください。








夕方、出先から戻ると
いささん宅の前は
きのうまであった観葉植物とかゴミ箱とか
おじいちゃんが自転車のタイヤの空気をいれるときに座る椅子とか
おばあちゃんがスーパーのお買い物の時にもっていくカートとか
うちとお隣さんの境界線におかれていたものたちが
すっかり撤去されていました。。


それをみて少しの間KOUSUKEと呆然。。。




「あ～。今日で本当に「お別れなんだね～。。。」

としんみりした私に

「なんで～～！またすぐにあえるんだよ～～！！！」

といったKOUSUKE。


うん！そうだ！近くだしまたすぐに会える！



ありがとう。
君のそういうところに救われてる私がいます！



11月の首里文化祭には焼き鳥とビールと金魚をもって
新居に遊びにいこうね～～～！！！！




KOUSUKEを通して築けた人脈だと思います。
夫婦二人だけではこんなに親しい関係には
ならなかっただろうと思える一番の方々。


いさのおじいちゃん、おばあちゃん。
いつまでもお元気で。

KOUSUKEもありがとう。











「いさのおばあちゃん
いさのおじいちゃん
いつもありがとう。
またあそびにいくからね。
こうすけ。」